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Q & A

Q1-01 ホームページ掲載の統計資料は、協会の統計か? 経済産業省の統計か?

A1-01
 ホームページ掲載の統計について

当協会会員からの報告に基づき、データーを集計したものです。
非会員(アウトサイダー)の統計は含まれていません。

経済産業省の統計について(ご参考)
以下の方法で入手できます。
経済産業省のホームページ(プラスチック製品統計)から閲覧することができます。
「プラスチックス」(工業調査会発行)の毎年6月号に掲載されています。
日本プラスチック工業連盟のホームページで一般登録して頂くと閲覧することができます。
境界条件は以下の通りです。
  プラスチック製品加工業に限定しています。
  例えば、自動車のバンパー(PP製)は、ほとんど自動車メーカーで内製されています。
  自動車メーカーはプラスチック製品加工業に分類されず、PP製品にカウントされていません。

[関連情報]
以下のお問合せをお寄せ頂き、Q&Aに掲載しました。
貴サイトに引用されている統計を拝見しました。
原データは経済産業省の統計でしょうか、貴会の自主統計でしょうか。

2006.09.28掲載

Q1-02 プラスチック板の簡便な材質の見分け方は・・・?

A1-02
正確な判定は、赤外線分析(IR分析)で行います。
簡便な判定は、破片の燃焼状況等を観察することで、ある程度 実施可能です。
塩 ビ :燃やすと余り燃え広がらない。火元を離すと消える。炎を消し、煙を嗅ぐと刺激臭がします。
ポリエチレン、ポリプロピレン :ろうそくが燃える状況に類似しています。臭気もろうそくの匂いがします。
ポリスチレン、ABS樹脂等 :燃やすと、黒煙がもうもうと発生します。煤が発生します。汎用のポリスチレンは叩くとかん高い音がします。

[関連情報]
産業廃棄物の適正処理の仕事に従事されている方から 以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
硬質塩化ビニール板のような廃棄物が捨てられており、製造者の特定をするための情報を得たい。廃棄物の画像(1.7m×0.5m 厚さ4mm程度)を見たところ、プラスチック板を真空成型し、製品を取出した後の残骸物と推定されました。
先方で燃やして観察:燃えると刺激臭があり、黒煙(煤)が発生。叩くと鈍い音であり、ABS樹脂と推定。

2006.09.28掲載

Q1-03 PC波板へのシリコン塗布/塗装の可否?

A1-03
シリコン塗布について

アルコール系シリコンであれば使用可能と思われますが、通常品を使用しますとクラック(ひび割れ)の発生が多々起こります。シリコン自体のご使用はお勧めできません。

塗装について
ポリカーボネート波板は、元来 採光を目的に使用されています。
耐薬品性を考えれば、塗装はお勧めできません。
但し、塗装メーカーに確認されれば、使用可能な塗料があるかも知れません。

[関連情報]
以下のお問合せをお寄せ頂き、Q&Aに掲載しました。
トタン板(ガルバニューム鋼板)へ ポリカーボネート波板をネジ止めし、防水を目的にネジ部分(ポリカーボネートとトタン板の間)にシーリング(シリコン系)を施し、ポリカーボネート波板全面へ塗装を施したいのですが、穴あけ(10φ程度)加工・塗料・シーリング材の種類に関してアドバイスをお願いします。

2006.09.28掲載

Q1-04 自販機&広告ボックスの透明板の材質

A1-04
自販機のフロント部の透明板について

・自販機メーカーによって仕様が異なります。
 正確な情報が必要でしたら、メーカーにご確認下さい。
 以下のURLにメーカーがリストアップされています。
 日本自動販売機工業会( http://www.jvma.or.jp/
・「アクリル板(耐衝撃板)」と「ポリカーボネート板」のどちらかが使用されているケースが
 多いと思われます。
・厚みは 概ね 3.0mm厚 と思われます。
・海外では、防犯上から 耐衝撃性に優れたポリカーボネート板が用いられる方向にあります。

広告ボックスについて
・JR、地下鉄、私鉄でそれぞれ仕様が異なります。
 防火・耐風圧の関係から、全般として「ガラス」が主体的に使用されております。
・私鉄ではアクリル板の仕様もありますが、地下鉄では全面的にガラスが使用されています。

[関連情報]
商社に従事されている方から 以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
日本で自動販売機のフロント部についている透明板はアクリルでしょうか、ポリカでしょうか。
何ミリ厚の板が通常使われているでしょうか。
広告塔と駅のホームにある広告ボックスについている透明板はガラスでしょうか。
それともアクリル或いはポリカでしょうか。厚みは何ミリでしょうか。
御手数をかけますが、宜しくお願いいたします。

2006.09.28掲載

Q1-05 ポリカーボネート板の耐衝撃性

A1-05
ポリカーボネート板の耐衝撃性データー

・落錘衝撃試験データー

(註) 衝突するものの形状(尖ったものと丸いもの)によって結果は異なる。

・銃による実射強度(耐弾丸性) (出典:三菱エンジニアリングプラスチックス㈱技術資料)

下記関連情報に対する回答
・問合せ条件を単純にエネルギー計算しますと
 m=3kg、v=450km/h=125m/s ⇔ 衝突エネルギーE=23kJ となります。
 残念ながら、当協会ではdataを持ち合わせていません。
 耐衝撃性に優れるPC板でもかなり厳しい条件であると推定されます。
 複層にするなどエネルギーを吸収する対策が必要と思われます。
・参考情報として、銃の実射強度における弾丸のエネルギーは以下の通りです。
                散    弾 : 0・037 kJ
                ライフル弾 : 0・3 kJ
                ロケット弾 : 2・3 kJ
 問合せ条件(23 kJ)と破壊エネルギーのオーダーが違い過ぎます。
・PC板厚10mmの破壊エネルギー=1・2kJ ⇒ 比例を仮定すると200mm以上の板厚が必要。

[関連情報]
鉄道関連の仕事に従事されている方から 以下の問合せがありQ&Aに掲載しました。
私共の試験機室に防音と飛散物防護のためにワイヤー入りの厚さ10mmのガラスが二重になった窓があります。今回、試験機から約3kgのセラミックスの破片が約450km/hrの速度で飛散し、1枚目のガラスが割れてしまいました。
そこで、今後の対策を考えております。
ガラスメーカーに問い合わせたところ、今回のような場合、割れないガラスは無いと言われ、ポリカーボネート樹脂技術協会に問い合わせたところ、御社を紹介いただき、今メールしているところです。窓サイズは、縦90cm、横150cmです。今まで以上、より安全で丈夫なものを探しております。
よろしく、お願い致します。

2006.09.28掲載

Q1-06 硬質塩ビ板の曲げ加工&印刷について

A1-06
塩ビ板の曲げ加工について

 一般的には、木製の台に塩ビ板を置き、曲げる箇所を暖めて折り曲げます。
  乳白色になったのは、加熱していないために応力によって白化したものと推察します。
  ①曲げる線に沿ってヒーターを置きます。
  下図のように曲げる部分をヒーターで加熱します。


  ②板が少し柔らかくなってから曲げます。
  曲げるときは、直角の型に沿わせます。
  おもりを載せて冷えるのを待ちます。
 

塩ビ板の曲げ加工について
  一般的な簡単な印刷方法としては、シルクスクリーン印刷があります。
  シルクスクリーンの版を製造している業者に相談されてみてはいかがでしょうか。
  小さなもの(40cm角程度)でしたら、版とインキを伸ばすゴムのヘラを購入しても
  2~3万円以内ではないかと思います。

[関連情報]
プラスチック製品の製造販売に従事されている方から以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
お世話になります。硬質塩化ビニールの件でお尋ねします。
お手数ですが以下の内容をお教えいただければ幸いです。
〔材料〕 厚み:0.5mm又は1.0mm 透明塩ビ平板加工内容 1.幅100mm 90度に折り曲げたいのですが、簡単な方法をお教えください。
※テストしたが曲げ箇所が乳白色になります。 2.表面に1mm程度のラインを印刷したいのですが? 
※簡単な方法があればご教授ください。宜しくお願いいたします。

2006.09.28掲載

Q1-07 透明・硬質塩ビ板の変色(茶色化)について

A1-07
透明・硬質塩ビ板が茶色の透明板になった

①プラスチックは紫外線暴露で劣化します。
  ・太陽は強い紫外線を放出しています・・・屋外暴露で劣化が進みます。
  ・蛍光灯からも弱いですが紫外線が放出されます。
 ②一般的な対策として以下のことが行われています。
  ・耐候(光)剤を添加して、プラスチックの劣化を抑える。
  ・紫外線の吸収する着色剤の使用(カーボンetc)
  ・紫外線を遮断する着色剤等の使用
  ・その他
 ③プラスチックの種類によっても耐候(光)性能は異なります。
  アクリルの方が、塩ビよりも耐候(光)性能が優れていると言われています。
 ④今回の透明塩ビ板が茶色に変色した原因は、
  蛍光灯に5年間暴露されたことによる耐候(光)劣化と推定されます。
 ⑤塩ビ板にも耐候(光)剤を増量添加すれば、寿命は延びますが、
  耐候(光)剤は、一般的には高価格であり、塩ビ板の価格も高くなる方向になります。
 ⑥詳細検討が必要でしたら、塩ビ板の購入先にご相談されたらと思われます。

[関連情報]
施設の内装業務に従事されている方から以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
はじめまして、私ども内装業の会社ですが、クライアントより塩ビの板が透明から茶の透明に変色したというクレームをいただき原因の説明をするにあたりご相談にのっていただきたくメールいたしました。

[状 況]
①塩ビ板は、商品を入れるアクリルBOXに値札を差し込ために、接着剤を用いてアクリルに貼っています。
②置かれている場所は商業施設のため11時間毎日蛍光灯の光源の下に触れています。
 通常の屋内照明であり、平均照度1000LUX。太陽光には暴露されていません。
③設置後5年経て、透明塩ビ板が茶色に変色した。

2006.09.28掲載

Q1-08 PC板をコンクリート面に直張りする場合の留意事項について

A1-08
屋外で、PC板をコンクリート面に直張りする場合の留意事項

①一般的には、以下の二つの懸念事項が挙げられます。
  ・線膨張係数差 ⇔ 伸縮による波うち現象
  ・締め付けトルクによる応力破壊(穴周辺のクラック)
②一般的な対策として以下のことが考えられます。
  ・PC板の取り付けは、クッション材とパッキン材を組合せて行われます。
  ・伸縮への対応が必要です。
  ボルト穴径を十分に大きくする(線膨張係数差6×10-5/℃)。
  締め付けはクッション等を用い緩めにする。
  ・クッション材についても配慮が必要です。
  材質により、オイル、可塑剤を含浸しているものがあり注意を要します。
  常温で大丈夫なものでも高温になるとPC板に影響を与えるものがあります。
  ・パッキン材は以下の材質のものを推奨します。
   EPT(エチレン・プロピレン・ターポリマー)パッキン
  ポリオレフィン系パッキンン
  シリコン系パッキン
  ・なお、油類については以下の対応が必要です。
  常温では影響が少ないものでも、高温になると大きく影響してくるものが多いので、
  施工段階でボルトの油を丹念に拭き取ることをお勧めします。
③詳細検討が必要でしたら、PC板の購入先にご相談されたらと思います。

[関連情報]
以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
ポリカ板を屋外でコンクリート面に直にアンカー等で貼りつけての使用を考えております。
アンカーにはマシン油がついておりますが、その油がポリカを劣化させる事はありますか?

2006.09.28掲載

Q1-09 塩ビ板へのレーザーカットの適用可否

A1-09
塩ビ板へのレーザーカットの適用可否

塩ビ板へのレーザーカットは、以下の理由で行わないで下さい。
 ①塩ビ板をレーザーでカットすると板厚にも依りますが相当量のガスが発生します。
 ②主なガスは、一酸化炭素ガス、二酸化炭素ガス、塩化水素ガスです。
 切断面は、黒く焦げてギザギザになります。
 ③発生した塩化水素ガスが、空気中の湿気に溶けて塩酸になります。
 周辺の機械に付着している湿気にガスが吸収され、塩酸となり錆を発生させます。
 ④レーザーを使うのであれば、無人の部屋か、あるいは囲いを設け、発生するガスを排気し、
 ガスを中和する装置が必要です。
上記措置を行っても 機械類は、徐々に錆びてきます。

<追記>
PC板へのレーザーカットの適用可否
PC板へのレーザーカットは、以下の理由で不向きです。
 ①切断は可能ですが、端面に焦げが発生します。
 ②また、素材が黄変することがあります。

[関連情報]
プラスチックの二次加工関係に従事されている方から以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
弊社にはレーザーでアクリルを切断加工する作業工程があるのですが、代わりに塩ビをレーザーカットしても大きな問題はないでしょうか。
お手数をお掛けしますが、わかることあればご教示ください。
世間では有毒ガスが出るということが言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。
また、気化した塩素が機械に付着して腐食が進行したりするということも聞きます。
いろいろ調べてはみたのですが、どこも「かもしれない」や「と言われている」という中途半端な回答が多くてよくわかりませんでした。
ご相談に乗ってくださるとたいへん助かります。よろしくお願いいたします。

2008.12.05掲載

Q1-10 プラスチック板の耐衝撃性とシャルピー衝撃強度について

A1-10
設計に必要な衝撃強度・衝撃試験
  (文献からの一部紹介)
われわれが設計に必要な衝撃強度はエネルギー値ではなく、実際には応力値であり、あるいは破壊靱性である。また、特定の形状の切欠きに対してしか使えない値でも困ることになる。
衝撃破壊時の応力を測定できるようにした衝撃試験を計装化衝撃試験といい、・・・
  (成沢郁夫書「プラスチックの強度設計と選び方」 初版 工業調査会発行KBOOK57)

シャルピー衝撃強度について
①打撃速度は、約3m/sです。
②製品のグレード毎の衝撃強度を比較したい場合等で、比較判断の指標となる一般物性値と考えられます。
③上記文献でも記載の通り シャルピー衝撃強度は、計装化の特性値ではなく、
「プラスチック板の面衝撃性能との相関はない」と言えます。
④プラスチック板の面衝撃試験を行わない限り、相関は求められません。

プラスチック板(塩ビ等)の耐衝撃性について
①プラスチック板の面衝撃は以下の影響因子が考えられます。
 ・衝撃物体の形状
 ・環境の温度
 ・板の固定(支持)方法・スパン距離
 ・板の厚み分布
 ・その他
②面衝撃は、超高速度下で 引張と圧縮が作用(発生)する挙動です。
 ・ハイドロショット衝撃試験(強制破壊試験)
  一例として0.5~15m/sの打撃速度の設定が可能な装置が販売されています。
  材料特性の評価に使用することが主体と考えられますが、用途に近い衝撃試験と考えられます。
  しかし、実際の製品等で実験を行うことが最良策と思われます。
③プラスチック板ではありませんが、ある用途分野では、引張試験や衝撃試験から得られた特性値を
 適用した実験式を用いて、コンピューターによるシュミュレーション解析が行われていることも耳
 にしていますが、詳細は判りません。

[関連情報]
以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
シャルピー衝撃値を使ってプラスチック板(塩ビ等)の耐衝撃性能を求める事は出来るのでしょうか?
1.6m/sの速度で板に衝突した時、何kgの物体まで耐える事が出来るのか?
を求めたく思っています。

2009.02.12掲載

Q1-11 ポリカーボネート板の曇り等の手入れを行う場合の留意事項

A1-11
ポリカーボネート(PC)板の透明性が失われる要因

  ①PC板表面の紫外線による劣化(微細クラック)
  ②水垢等汚れの付着
  ③表面のすり傷
  ④PC板に悪影響のある薬剤等の付着
  ⑤その他

手入れを行う前に
  ①先ずは、購入されたメーカーに相談して頂くことが肝要と思われます。
  製造メーカーやグレード毎に対応が異なる可能性があります。
  ②販売されているPC板は、一般グレードや耐候グレード(紫外線劣化防止)等があります。
  もし、要因①に該当する紫外線による劣化であれば、透明感を取り戻すのは難しいと考えられま
  す。

一般的に手入れが可能なのは ・・・ 要因②の水垢等の汚れ除去
  ①水で200倍程度に薄めた中性洗剤を浸した柔らかい布で軽く拭き取って下さい。
  ②但し、以下の要因によるクラック発生の可能性が有り得ます ⇔ 購入メーカーに確認下さい
  ・洗剤の成分や濃度   ・応力下での使用

[関連情報]
以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
8mm厚のポリカーボネイト板で2年前に庇を作りました。
当初は透明で綺麗だったのですが、最近何となく曇って来たように見えます。
今後の手入れ方法と、できれば元のような透明感を取り戻したいのですが、良い方法があれば、教えてください。

2009.04.02掲載

Q1-12 プラスチック板の溶接に関する情報

A1-12
プラスチック板の溶接に関する情報

日本溶接協会 広報出版委員会 が編集した書籍を紹介します。
本書はプラスチック溶接に関する基本的な知識と作業方法および資格取得方法などについて、できる限りやさしく理解しやすいように記載されています。

[関連情報]
建築設備工事会社に従事されている方から以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
塩化ビニールの溶接強度についての関連資料・知見などございましたら、ご教示いただきたくよろしくお願いいたします。

2009.04.22掲載

Q1-13 ポリカーボネート板の許容応力について

A1-13
ポリカーボネート板の許容応力に関して、折板の場合と平板の場合で違うか?

①平板と折板とでは許容応力が異なります。
②PC板の引張、圧縮及びせん断用基準強度は53.9MPaです。

※折板は変形し難いことを考慮して安全率が高くなっています。

板厚の決定 ⇔ たわみを重要視
たわみが1/15以下であっても許容応力をオーバーしてしまう事はないか?
①平板の場合、PC板のたわみだけを規制し、その応力度の制限は設けていません。
②これはPC板がその降伏応力度や破断応力度に達する前のもっと小さな荷重でたわみの制限
   (短片長さの1/15)に引っかかるためです。
③特に板厚が薄くなる程、また荷重が大きくなる程この傾向が強い。
   これは変形が大きくなってPC板が膜のような挙動をするためと考えられます。
④アルミ製の中空折板の場合は、上記変形挙動と少し異なるかもしれません。

許容応力から板厚を決定する計算方法はあるか?
①回答できる情報は持ち合わせていません。

[関連情報]
アルミ製品の施工サービス関連に従事されている方から以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
ポリカーボネートの許容応力の事で教えて頂きたいのですが、「建築物に関する技術基準」の小冊子に
折板の場合は短期(183.3)長期(122.2)とありますが平板の場合は違うのでしょうか?
また、板厚を決定する際たわみを重要視している様ですが、たわみが1/15以下であっても許容応力をオーバーしてしまう事はないのでしょうか?
許容応力から板厚を決定する計算方法はあるのでしょうか?あれば教えて頂きたいのですが。
土木の観点からするとたわみがOKであれば板の強度もOKとは若干考え難いものがあるのですが・・・

2009.07.29掲載

Q1-14 ポリカーボネート樹脂製波板(PC波板)の耐用年数について

A1-14
(1)プラスチック(含 PC波板)の耐用年数の質問は難しい質問の上位ランクに入ります。
 残念ながら明確な回答は出来ません。
(2)先ず、PC波板が、適正な取り付けをされているか否かで異なります。
 当協会HP/Q&Aの”Q9”をご参照下さい。
(3)二つ目は、プラスチック(含 PC波板)は紫外線で暴露されたら劣化します。
 当協会HP/Q&Aの”Q8”をご参照願います。
 二次的要因として、降雨量も考慮する必要があります。
 “Q8”は塩ビ板に関して記載されていますが、PC波板も同様な考え方が出来ます。
(4)PC波板でもグレードにより、耐候剤の種類・添加量等々によって、耐候性能も異なります。
 当協会会員メーカー製波板は、黄変度等JIS規格を基に品質管理を行っております。
(5)また、紫外線の量は、日本の地域でも異なります。
 太陽光に含まれる紫外線量の多い地域は、高知県、沖縄県が挙げられます。
(6)三つ目として、耐用年数の定義も難しい問題です。
   ①設置場所が台風銀座か否か(応力の違い)
   ②太陽光が一日中当っている場所、午前中or夕方のみ日差しがある場所、・・・
   ③PC波板に荷重等がかかっているか否か
   ④他
 で判定が異なってきます。
(7)事例として、徳島県の農業ハウスに使用されていたPC波板の耐久性評価結果をご紹介します。
 ①試験片(採取情報)  
 ②評価結果(一部抜粋)  
 ③まとめ(一部抜粋)
  ・12年程度では劣化は少ない
  ・17年では、形は保っているが、荷重等が加わると、割れる可能性が大きい

[関連情報]
以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
ポリカーボネート樹脂製波板の耐用年数を教えてください。

2009.10.22掲載

Q1-15 ポリカーボネート板(PC板)の切断面の透明化について

A1-15
PC板の切断面の透明化方法として溶剤等を用いて透明化できないか

①溶剤処理による透明化は、PC面を溶解して滑らかにすることを期待して行う方法です。
 該当する溶剤は、塩素系炭化水素(塩化メチレン、エチレンクロライド、テトラクロロエタン等)が
 考えられますが、なかなかきれいには仕上がらないと思います。
②また、場合によってはクラックが発生したりしますので、おすすめできません。
③現状 PC板の切断面の透明化は、適性条件下でのバフ仕上げ等で行われています。
 “簡便な方法で切断面が透明化できる”技術の進歩が待たれます。

[関連情報]
プラスチック板の切削加工に従事されている方より 以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
ポリカーボネート樹脂技術研究会様へ問い合わせを致しましたところ以下の回答を得ました。
 切断後、塩化メチレン(PCをよく溶かす)を溶剤として処理すると 少しは曇りが低減されますが、
 溶解部分が固まり、きれいに仕上げることは困難であり、溶剤のにおいなどの問題もあります。
加えて、貴協会の紹介を受けました。その他の溶剤等で透明化出来るものをご存知であればご教授願いませんでしょうか

2010.02.17掲載

Q1-16 ポリ塩化ビニル板用溶接棒について

A1-16
当協会・塩ビ平板部会で検討した「JIS K 6746:2004 プラスチック溶接棒」への対応状況

①ポリ塩化ビニル溶接棒の JIS 規定状況(平成 25 年 3 月末現在)
ポリ塩化ビニル板用溶接棒は、「JIS K 6746:2004 プラスチック溶接棒」に規定されています。
「JIS K 6745:2008 プラスチック-硬質ポリ塩化ビニル板」で規定する、
 ・グループ1(汎用グレード)用溶接棒は「PVC1号」
 ・グループ4(高衝撃性グレード)用溶接棒は「PVC2号」
 ・グループ5(耐熱グレード)用溶接棒は「PVC3号」
を使用することが「JIS K 6746」でそれぞれ規定されています。
各溶接棒の要求品質、形状及び寸法規定等「JIS K 6746」をご参照下さい。
参考までに、プラスチックの溶接方法に関する規格として、
「JIS Z 3831:2002 プラスチック溶接技術検定における試験方法及び判定基準」 があります。
(原案作成団体;日本溶接協会)
②ポリ塩化ビニル溶接棒の JIS 認定状況(平成 25 年 3 月末現在)
ポリ塩化ビニル溶接棒に JIS 認定品はありません。
③ポリ塩化ビニル溶接棒の仕様書記載方法
塩ビ平板部会会員社では、ポリ塩化ビニル板用溶接棒の JIS 認定登録は予定しておりません。
従いまして、仕様書に記載の場合は
「JIS K 6746 で規定されている性能をもつポリ塩化ビニル板用溶接棒」
と記載下さい。
④製品対応のお問い合せ
ポリ塩化ビニル板とポリ塩化ビニル板用溶接棒の各製品仕様及び JIS 対応確認等に関するご質問は、 下記塩ビ平板部会構成会員社へお問い合わせ下さい。
※塩ビ平板部会構成会員社(4 社)
 ・住友ベークライト株式会社
 ・積水成型工業株式会社
 ・タキロン株式会社
 ・三菱樹脂株式会社
(当協会ホームページの“リンク集”より構成会員社へのホームページへアクセス出来ます)
⑤本文書の有効期限
本文書の有効期限は、対応 JIS の定期見直し期間を考慮し、平成30年3月末とします。

[関連情報]
公共工事を請負っておられる方より 以下の問合せがあり Q&Aに掲載しました。
公共工事の役所の仕様書には、“JIS K 6746 の溶接棒を使用する事”と記載があるが、プラスチック製造 各社の溶接棒で JIS K 6746 を取得しているメーカーはありません。
役所へ工事計画書を提出するにあたり、どの様にすれば良いでしょうか?

2013.05.14掲載

Q2-01 マンションの外部廊下(吹きさらしの廊下)に、防風スクリーンとして
     ポリカーボネート板は利用可能ですか。

A2-01
ポリカーボネート板は可燃材料ですが、主要構造部の外壁に該当しない部分には利用可能です。また、ポリカーボネート板が延焼ラインにかかる場合であっても、外壁及びその開口部に該当しない場合には利用可能です。

2016.05.27掲載

Q2-02 耐火建築物の屋根に、ポリカーボネート板は利用可能ですか。

A2-02
ポリカーボネート板は、DW-9054(国住指第1946号、平成14年5月10日)の大臣認定を取得しており、法第22条第1項に規定する構造に該当(不燃性の物品を保管する倉庫等の用途に限定)するが、耐火建築物の屋根(30分耐火構造)としての利用は出来ません。ただし、NFNN-9932(耐火構造)の適用範囲においては、耐火建築物の屋根としても利用可能です。
また、耐火建築物に接する「開放的簡易建築物」に使用する屋根の場合には、準耐火構造の壁で区画することにより、ポリカーボネート板の利用が可能です。

2016.05.27掲載

Q2-03 耐火建築物の庇(ひさし)にポリカーボネートは、利用可能ですか。

A2-03
構造上重要でない庇(ひさし)は、建築物の主要構造部に該当しないため、ポリカーボネート板が利用可能です。

2016.05.27掲載

Q2-04 自動車車庫(カーポート等)の屋根として、ポリカーボネートの利用可能範囲を
     教えてください。

A2-04
開放的簡易建築物である自動車車庫(特定開放的簡易建築物)の屋根に使用されるポリカーボネート板は、延焼の恐れがある部分以外の部分で かつ 床面積が150m2未満の範囲内で利用可能です。
なお、DW認定品(当協会・会員のポリカーボネート板)は延焼ラインの内外に関係なく、床面積30m2以下の自動車車庫の屋根に適用されます。
(平成14年5月30日 日本建築行政会議より)

2016.05.27掲載

Q2-05 不燃性の物品を保管する倉庫等の用途の建築物が、準耐火建築物の場合でも、
     屋根にポリカーボネート(DW-9054)は利用可能ですか。

A2-05
準耐火建築物は、①主要構造部を準耐火構造(イ準耐)としたもの、②外壁を耐火構造としたもの(ロ準耐一号)、③軸組を鉄骨等の不燃材料としたもの(ロ準耐二号)の3種類がある。②の場合で、延焼のおそれのない部分、③の場合で全ての屋根にポリカーボネートの利用が可能です。
(出典)『防火材料のしおり(2013年版)防火材料で安全建築をつくろう』(p11)
(編集/発行:国土交通省住宅局建築指導課・防火材料等関係団体協議会)

 

2016.05.27掲載

Q2-06 建築物相互をつなぐ開放された渡り廊下(たとえば、学校の校舎と体育館の間に
     設置する場合等)の屋根にポリカーボネート板は利用可能ですか。

A2-06
「通路」は、「不燃性の物品を保管する倉庫等」の用途に該当するため、屋根以外の主要構造部が準不燃材料(鉄骨等)の場合には、屋根にポリカーボネート板が利用可能です。また、法第2条第六号ただし書の「その他これらに類するもの」に該当する場合には、延焼のおそれのある部分は生じない。

2016.05.27掲載

Q2-07 建築基準法第84条の2に規定する「簡易な構造の建築物」に該当する建築物(屋根に
     ポリカーボネート板を使用)を、耐火建築物の屋上に設置することは可能ですか。

A2-07
「簡易な構造の建築物」を耐火建築物の屋上に設置した場合には、一の建築物として「簡易な構造の建築物」の部分には該当しないが、NFNN-9932(耐火構造の屋根)の適用範囲については、屋根にポリカーボネート板を利用することは可能です。

2016.05.27掲載

Q2-08 道路内に設けるバス停留所の上家、タクシー乗り場の上家などの都市施設についても、
     ポリカーボネート板は利用可能か。

A2-08
道路内に設ける建築物は、確認申請提出前に許可申請が必要である。多くの特定行政庁においては、許可基準を定めており、港区で定めている許可基準が参考になる。(添付資料参照)

2017.04.25掲載

Q2-09 広島市営基町高層アパートについて、1996年(平成8年)10月28日午後、18号棟8階より
     火災が発生し、ベランダ伝いに延焼し、最上階の20階まで延焼し、28戸が焼失した、との
     記事があるが、ポリカーボネート板が法的に利用可能としても、このような状況で利用して
     も問題ないのか。

A2-09
広島市営基町高層アパートに使用されていた樹脂板は、「アクリル板」であり、ポリカーボネート板においては、同様の延焼を起こす恐れはない。また、ベランダの手摺には、高さ規制(1,100mm以上)はあるが、材質についての規制はない。したがって、建築基準法(消防法含め)において、ポリカーボネート板を利用することが可能であり、安全上の問題もない。なお、延焼ラインの有無、避難経路の有無についても外部廊下の場合は関係ない。

(参考条文)
建築基準法施行令第126条
屋上広場又は2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの周囲には、安全上必要な高さが1.1m以上の手すり壁、さく又は金網を設けなければならない。

2017.04.25掲載

Q2-10 カーディーラーの自動車販売店のような複合用途建築物において、建築物の一部に「通路」
     がある場合、その部分の屋根にポリカーボネート板は利用可能か。

A2-10
建築物の部分に「通路」の用途がある場合には、「建築基準法施行令第136条の2の2」の規定より、その部分の屋根に同条第一号の規定のみを満たす建築材料が利用可能である。したがって、ポリカーボネート板が利用可能である。

(参考)
【防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根の性能に関する技術的基準】
第136条の2の2 法第63条の政令で定める技術的基準は、次の各号(不燃性の物品を保管する倉庫その他これに類するものとして国土交通大臣が定める用途に供する建築物又は建築物の部分でその屋根以外の主要構造部が準不燃材料で造られたものの屋根にあっては、第一号)に掲げるものとする。
一 屋根が、市街地における通常の火災による火の粉により、防火上有害な発炎をしないものであること。
二 屋根が、市街地における通常の火災による火の粉により、屋内に達する防火上有害な溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること。

2017.04.25掲載

Q2-11 ホテル(客室含め)において、窓の内側に設置する物品として、ポリカーボネート板を
     設置することは可能か。

A2-11
消防法令(消防法第8条の3、施行令第4条の3、施行規則第4条の3)においては、防炎対象物品は限定列挙されており、整理すると下記の1)~9)までの物品となる。
1) どん帳
2)カーテン
3)展示用合板
4)布製のブラインド
5)暗幕
6)じゆうたん等
7)舞台において使用する幕
8)工事用シート
9)舞台において使用する大道具用の合板

なお、東京消防庁では、下記の物品についても対象としている。
10)仕切りに用いられる布製のアコーディオンドア、衝立て
11)室内装飾のために壁に沿って下げられている布製のもの
12)布製ののれん、装飾幕、紅白幕等で、下げ丈が概ね1メートル以上のもの
13)映写用スクリーン(劇場、映画館等で使用されるもの)
14)展示会場で用いられる合板で、台、バックスクリーン、仕切用等に使用されるもの
15)店舗部分で、商品の陳列棚としてではなく、天井から下げられた状態又パネル等として使用される合板
16)屋外の観覧席、通路等の部分に敷かれているじゅうたん等
17)人工芝
18)試着室に使用される目隠布
19)昇降機(エレベーター)の床・壁の内面保護等のための敷物等(2平方メートルを超えるもの)

したがって、ポリカーボネート板については法令上に明記がなく利用可能である。

2017.04.25掲載

Q2-12 外部に設置するゴミ集積場所の屋根としてポリカーボネート板の利用は可能ですか。

A2-12
①防火地域の場合
 延べ面積が50㎡以内の平家建の附属建築物で、外壁及び軒裏が防火構造のものについては
「その他の建築物」とすることができる。
②準防火地域の場合
 建築基準法第62条の規定より、階数が2階以下かつ延べ床面積が500㎡以下の建築物については「その他の建築物」とすることができる。
③法第22条区域の場合
 単体規定の規制なし。
①、②、③のいずれの場合も、屋根については建築基準法第22条第1項の規定が適用されるため、原則ポリカーボネート板の利用が出来ない。
しかしながら、同法第22条ただし書きにより、10㎡以内の物置、納戸その他これらに類する建築物の屋根の延焼のおそれのある部分以外の部分については適用が除外されいる。
したがって、10㎡以内のゴミ集積場所の屋根としてポリカーボネート板の利用が可能となる。

2017.04.25掲載

Q2-13 内装制限のかかる廊下、階段、通路等の間仕切壁の開口部にポリカーボネート製品は利用
     可能か。

A2-13
居室から地上に通ずる主たる廊下、階段、通路の天井及び壁の室内に面する部分は、準不燃材料としなければならない。
ただし、建具・開口部については、壁ではないため、内装制限の適用を受けないものと考えられます。
したがって、ポリカーボネート製品の利用は可能と考えられます。

2018.05.11掲載

Q2-14 建築基準法施行令第114条の「防火上主要な間仕切壁」の開口部にポリカーボネート製品は
     利用可能か?

A2-14
「防火上主要な間仕切壁」は準耐火構造とする必要があるが、「建具・開口部」については壁では無いため法規制を受けないものと考えられます。
したがって、ドア(建具)ののぞき窓や、間仕切の開口部として、ポリカーボネート製品の利用は可能と考えられます。

2018.05.11掲載

Q2-15 耐火建築物の屋根に「ポリカーボネートの平板(厚さ8mm以下)」を使用することは可能
     だが、同じ材料の折板を使用することは可能か?

A2-15
耐火建築物の屋根にポリカーボネートを使用する場合には、大臣認定(NFNN-9932)に適合する必要があるが、ポリカーボネートの折板は、同じ材料の平板を冷間にて折り曲げ加工したものであるため、使用可能と考えられます。
なお、大臣認定(DW-9054)の適用範囲にも、ポリカーボネート平板および折板が含まれてます。

2018.05.11掲載

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